一定水量自動循環 新型・浮力発電

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の日本語版

特長とメリット

 おさらい アルキメデスの原理

 浮力の大きさは物体が排除した流体(水)の重さに等しい。

図1において、浮力>重力ならば、物体は上昇を続ける。やがて、物体は水面の上に現れる。 

水中に比べて、排除する水量は減る。 

結果、浮力も減る。 どこかで浮力=重力となる水深がある。

このバランス水深を喫水線という。

 

なお、浮力自体も、もとはといえば、重力に起因する。

よって、喫水線より下の水中において浮力は水深と関係なく一定である。

運転前準備

 

物体の繰り返し上下運動

予備ノート

時系列(図3、図4)の各ステージを説明する前に、全体を通していくつかの重要な点。

1サイクル (①②…⑧)の各ステージの説明

エネルギーと電力

物体は、 上限ストッパーと下限ストッパーの間を繰り返し上下運動(図2、図3)。 この力学エネルギーを電気として取り出すことが最終目的。 

 このため、機械エネルギーから電気エネルギーへの変換を考える必要がある。

このため、機械エネルギーから電気エネルギーへの変換を考える必要がある。

たとえば、クランクシャフトから発電機に繋げる。 この標準的な手法の替わりに、図のような方法も考えられる。 これは、電磁誘導の原理に基づくものであり、エネルギーのロスが小さいことが期待されるpruning101.com/?p=2829。

物体が最高位置の上限ストッパーに達したとき、物体が持つ位置エネルギー 

(ポテンシャル・エネルギー)は、下限ストッパーの位置を基準にして、

 U=Md     [ kg·m2·s−2 , ジュール]           式1

ここで、 Mは物体の質量 [kg]、d は上限ストッパーと下限ストッパーの間の距離[m]。

Uは装置が1サイクル間に行った仕事(物理量) に相当する。

電力にも関係する仕事率、パワーP とは、この仕事を成し遂げた時間が関係する。 時間が短ければ短いほど大きなパワーとなる。 

そこで、1サイクルに要す時間をT秒とすれば、本装置のパワーは

P=U/T となる。

そこでTを以下で見積もってみる 。

物体の運動環境は二つに分かれる(図3、図4)。

すなわち、

A  浮力環境

 物体は全体 または1部 が水で覆われ、浮力が働く。

B  シャワー環境

浮力はゼロ、空気抵抗を無視して、物体は重力による自由落下。

  

図3と図4を俯瞰すると、AとB は概ね半々。 そこで、 AとBで費やす時間を別々に考える。 そして、その際、物体は上限ストッパーと下限ストッパーの間を

動くものと仮定する。 すなわち, この移動距離はd となる。 その上で、AとBで費やす時間の平均を求める。

 

実施例  

実施例 1

 

 

実施例2

実施例3

あとがき

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