スパコン富岳と飛沫拡散検証
「スパコンとはいえ所詮は、コンピュータによるシミュレーション(仮想現実)、本当にそうなるの?」
こう思う人は多いに違いない。
しかし富岳級のスパコンは特別。 以下のような実績から私は信じる。
たとえば、航空工学の大学等における研究施設。 かつて、機体まわりの空気の流れを調べるために「風洞」は不可欠だった。 施設のシンボル的な存在でもあった。
だが、現在、内外で風洞を見ることはまずない。 なぜなら、飛行機の高速化(超音速や超超音速)に対応する風洞の建設は技術的に困難、またコスト的にも現実的でなくなった。
替わりに、スパコンの出番となった。
http://www.nsc.riken.jp/shirutsudoi/nakahashi.pdf
そして近年は、
“スパコンによるシミュレーションは実際より正確!”
とまで言われるようになった。
また、この関連でソフト面の「有限要素法」の存在が大きい。
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%89%E9%99%90%E8%A6%81%E7%B4%A0%E6%B3%95-144706
次に、原水爆実験、冷戦時代に比べて聞かなくなった。
なぜなら、核保有国はスパコンによるシミュレーションに替えているから。