廃炉計画案(13)

丸ごと石棺水槽浮力利用石棺浮上曳き家工法→下り坂レールイカダ曳航日本海溝投棄

少数意見あれこれ

放射性廃棄物の最終処理場にも転用できる

キーワード:核のゴミ 地層処理 フィンランド 日本列島 地殻変動 国際社会

 

現在、高レベル放射性廃棄物の最終処理は地層式が主流です。
日本もこの方向です。

地層処理の先進国はフィンランド。 そこの安定した花崗岩地層は過去160万年間、地震も断層活動も起こった形跡はありません。 現在でも活断層は全くありません。 
地下420mのトンネルに多重バリアのカプセルを大量に埋め込みます。
カプセルの中身は高レベルの核のゴミです。
フィンランド政府は自信満々でした。
ところが、最近、地下水が放射能汚染されていることが発覚しました。

日本で地層処理を採用すればどうなるか?
半減期が非常に長い放射性同位元素もあります。
100年単位で巨大地震、1万年単位ならば日本列島そのものが形を変え、
大陸と再結合しているかもしれません。
地層処理は日本に向いているか? 答えは明らかです。
近くの水深1万メートルの日本海溝を考えない手はありません。

 

フィンランドの真似をすれば、深海投棄された石棺には黒鉛鋳鋼製の核のゴミ箱キャニスターを

収納したカプセルが詰まっている。 

地球規模の巨大地殻変動が来るまで、この核の墓場は安泰ではないでしょうか?

 

さらに付け加えると、

普通の投棄ならば、放射性廃棄物は、すぐに付近の生活・経済水域に拡散していきます。

これは、これまで強調してきた深海からの「拡散」とは方向が違う、上から下へ四方八方の逆拡散です。他方、石棺処理は、超深海の一点からの拡散です。「逆拡散」と言えます。

 

原発は、事故でなくても、放射性物質を出し続けます。
この核のゴミ処理をめぐって、世界の原発所有国は頭を痛めています。

放射性廃棄物を詰めた石棺の超深海・投棄は問題解決のための「最後の砦」かもしれません。

 

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