高齢者は見捨てられる

イタリヤのコロナ感染爆発のニュースを聞いて、

そして世界女性デーに思ったこと。

キーワード:救済優先順位、残り人生 生殖能力 人類存続本能

 

コロナ感染爆発のイタリヤで医療崩壊。

連日、膨大な数の重篤者が運び込まれる。

しかし、人工呼吸器や専門医師が不足。

集中治療部門は重篤者だけを受け入れるしかない。

下は、集中医療で日夜ウイルスと戦う或る医師の悲痛な叫び。

「重症の20歳の若者と、80歳の高齢者が運び込まれた。 どっちを優先? 分るよね」

 

理由は

①高齢者の残りの人生は短い。 青年にはこの先長い人生がある。

 

これとは別に、種としての人類全体に刷り込まれた本能的な感覚。すなわち、

②子孫を増やす生殖能力の有無を基準とすれば若者優先は明らか。

ザックリ言うと、高齢者は見捨てられる。 (イタリヤは高齢者の人口割合が日本に次いで世界2位)

実際、65歳以上の感染イタリヤ人の死亡率は極めて高い。

 

話変わって、先日の世界女性デーに思ったこと(1年前にもYahooブログに投稿)。

女性の社会進出、 Metoo運動は良いこと、全面的に支持。

一方、女性に責任はないが、或る疑問をひとつ。

たとえば、犯人立て篭もり人質事件。 警察は人質解放を説得。

交渉は難航し長期戦の様相。

そこで、警察は呼び掛ける。「せめて、今すぐ子供と女性を解放してくれ」。

日本でも海外でも、大抵、犯人はこれに従う。

犯人の方から自主的に解放するケースもある。 

その場合でも、先ずは子供と女性。

 

だが、20歳の女性と80歳の男性とどちらが体力や持久力がある?

普通、答えは20歳の女性。

この理由も先の②と同様、すなわち

子孫を増やす生殖能力の有無を基準とすれば若い女性優先は明らか。

 

人間ももつ種族保存の本能が無意識に働く。

 

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