本庶佑先生のメッセージ
新型コロナウイルスを「忍者」に喩えた。
目に見えない。 得体が知れない。 神出鬼没。
まずは正体を暴き、居場所を突き止めることが防御のための第一歩と説いた。
PCR検査で網を張り、捕まえて徹底的に調べ上げる、そして正体を熟知してこそ
コロナと戦えるということだ。 山中伸弥先生も似たようなことを言われた。
さすがは両先生、分りやすく正鵠を得ている。
横文字(カタカナ言葉)を口にしない。 日本語でも、難しい専門用語は使わない。
もちろん、本庶先生も山中先生もノーベル医学・生理学賞に繋がった英文の研究論文を多数執筆されてきた。
また、多くの政治家のように、「断固として」「全力を尽くす」「寄り添う」「一致団結、頑張りましょう」・・・など
当たり前なこと、や中身が薄い文言は殆ど使わない。
もし経済より国民の命と健康が優先ならば、「戦時内閣」の医療担当大臣は、大所高所から見える両先生クラスの専門家が良い。そして、総理大臣は、コロナが収束するまでの期限付きで、例えば本庶先生などが適任なのかも知れない。