新型コロナウイルス 特効薬
特効薬を急ぐいくつかの理由。日本特有の理由もある。
●今回のコロナウイルスは、生物界の一般則DNA→RNAを逆転させる能力をもつ。
すなわち、RNA→DNA とすることによって、宿主(人間)がもつ正常の遺伝子の一部に変異を起こさせる。
こうして、今は肺の病気となる。
しかし、逆転写酵素に変化が起れば影響を受ける人体部位も変わる。 宿主の自然抗体(集団免疫)に対応する
ウイルスの知恵といえる。 そうならないように、出来るだけ早く今のウイルスをやっつける必要がある。
つまり、たとえ総力をあげてアビガンの実用に漕ぎつけても、コロナは既に変異して、ウイルスのターゲットは
消化器系や脳神経に移行しているかも知れない。 味覚や嗅覚に異常の報告がこの2,3月増えているのも
その現れではないだろうか。
●アビガンだけではなく、海外でも複数の特効薬が研究・開発中である。
平時ならば、新薬の認可はどこの国でも時間がかかる。 特に日本は副作用の関係で慎重で遅い。
悪性リンパ腫に罹った友人は、アメリカで開発されたが日本では認可されていない分子標的薬を求めて韓国プサンに
飛んで入院した。
患者の同意を取り付けて行う「治験」は本来ならば研究目的。しかし、今は平時ではなく戦時。 治験という名の下に惜しみなく
アビガンをどしどし使うことは許される”超法規措置”と思う。
●新薬については特許戦争がある。 コロナは国境無き戦い、全世界の一致団結が叫ばれる。
「特許などケシカラン」は奇麗ごとの理想論。 現実には、コロナ新薬を独占すれば、その国の経済利益は計り知れない。
この視点からも日本発のアビガンの実用化量産は急務である。
●今のままでは収束は長期戦。 来年夏に延期されたオリンピックも危ない。
再延期は有り得ない。 次は2028年五輪に立候補するしかない。だからアビガンの実用・量産化は急務。