大谷翔平 #今季ワールドシリーズ出場の夢
近づくオールスター戦に大谷参戦はどうか? 日米で盛り上がっている(日本からのファン投票も受付)。
一方、標題の可能性もある。
エンジェルスは低迷。 大谷が投・打・走・守の「四刀流」で大活躍しても、
今の脆弱なリリーフ投手陣ではワールドシリーズどころかアリーグ西部地区優勝も無理。
MLBのトレード期限は7月30日。 それ以後の移籍選手にはポストシーズンの出場権はない。今季これまで上位につけているチームは、
低迷チームのスター選手に目をつける。
当該チーム間で大金が動くことが多い。 しかし、選手にとってはどうでも良いこと。カネより価値あることがある。
それはワールドシリーズを制すること。
近年の有名な例は、3度にサイヤング賞に輝いた右腕投手ジャスティン・バーランダー。
2017年のシーズン途中、タイガースからアストロズに移り、
そこでポストシーズンを大車輪の牽引で勝ち抜いてワールドシリーズ優勝に貢献した。
大谷がエンジェルスと交わした雇用契約の期限前の今年7月中に、強い他球団に電撃トレードで移る可能性は十分にあるのではないか?
その場合、大谷に科せられる違約金は、移籍先の球団が肩代わりするだろう。
ただ、大谷は日本人。 海を渡る際に投打二刀流の希望を聞き入れてくれたのはエンジェルスだけだった。
その恩義があって簡単にはヨソには行かないことも大アリ。
もうひとつ、二刀流・大谷を可能にしたのは日本ハムの栗山監督。
特に最近、栗山の采配には疑問点が多いが、「1番、ピッチャー大谷」のスタメン発表
に代表される前例に捉われない指揮スタイルは日本人監督には珍しい。
とにかく、大谷を今の大谷にした功労者として栗山はもっと知られても良いと思う。
11月末まで我々は大谷翔平をテレビで楽しむことが出来るだろうか?