感染爆発、デルタ株の今になっても手袋は普及しない。
手袋をしている人は1000人に一人くらいの印象。
マスクは皆している。
コロナ感染防止は3密回避、ソーシアルディスタンス、マスク、換気 とずっと言われてきた。
ウイルスの伝播は、飛沫やエアロゾルによるもの、接触感染の可能性は小さいとされてきた。
それで、手袋軽視になったのか? こまめに手洗いすれば良い?
しかし、電車やバスのつり革、建物内のあちこちにあるドアノブ、手すり、エレベターの押し釦、・・・
これら全て、私は素手で触れる気がしない。
手袋の普及を、ブログやツイッターで何度も訴えてきた。
今日世界を席捲するデルタ株、ウイルス量は従来株の1000倍ともいわれている。
これまでの感染防止対策の常識は通用しないと行政、専門家、メディアは危険を煽る。
三密どころか、「一密」でも油断できないと。
細心の注意をしていたのにコロナ感染してしまったという声も多く聞く。
当局は感染防止のためには、出来ることは全てやると繰り返す。
たとえば、デパ地下の入店人数や滞留時間の制限。
でも買い物客は品物を素手で手に取りベタベタ触る。 入店時には手洗い消毒が義務。
しかし、帰りの消毒手洗いはない。
レストランの客席、客が替わるとテーブルを従業員が入念に拭く。
デルタ株の前からそうだ。 接触感染は考えないで良いとされていたのに、
なぜ?
昨日訪れた地元の回転寿司。 消毒手洗いとマスク着用の義務は、以前と同様、もちろんだが、
使い捨て手袋(エンボス加工)の無料サービスが加わった。
何人かの医療従事者に、なぜ手袋は普及しな? と尋ねた?
納得いく回答はひとつもなかった。
ただ一人、私の主治医の先生はノー手袋だが携帯消毒スプレーを一日中持ち歩いて
数分ごとに使用していると答えた。
感染拡大を大きく報じる多くの情報番組。
一度、専門家の先生も招いて手袋のことを話題にしてくれないだろうか?
手袋は感染対策の盲点かも知れない。
以下は8月26日の加筆
デルタ・コロナ禍下で新学期が始まる。 学校は感染防止策のシミュレーションに余念がない。
テレビ報道を見る限り、手袋着用の生徒や学生は一人もいない。先生もノー手袋。
配られた授業資料をみんな素手で触る。
薄手の手袋を全員に支給してはどうか?
使い捨て、もしくは、使用後に煮沸消毒どちらでも良い。
マスクと手袋の同時着用。
希望すれば、支給手袋は放課後も使用可。 部活の自粛も必要なし。
「人流」というより「ウイルス流」の問題。
手指からの接触感染を真剣に疑う当節ではないだろうか?