連続完全試合、惜しくも成らず・・・投手采配に疑問
約1週間前の日曜日の千葉マリン球場。
一般紙の1面見出しでも報じられた歴史的偉業。 それは完全試合。 しかも、連続13奪三振という日米プロ野球新記録というオマケ付き。
当日現地観戦できた小生はラッキーだった。
ローテーションの順番通り前の日曜日と同じ「サンデー朗希」の先発。球場も同じ千葉マリン、相手はビッグボスこと新庄監督ひきいる日ハム打線。
初回から160キロ越えのストレートとキレ味鋭いフォーク。 気になったことは、 右打者の外角に高く抜けるストレート。
先の完全試合と比べると、今回は完璧ではなかった。 それでも、奪三振を積み重ね、なんと、走者を8回終了まで一人も許さない。
連続2度目の完全試合か!? 誰もがそう期待したと思う。 あと1インニング、打者3人。
(ただ、ロッテも送りバント失敗など拙攻でそれまで0点)
ところが、井口監督は投手の交代を主審に告げる…朗希降板、唖然。
まだ163キロのスレトレートを投げていたが、確かに、日ハム打線は外野に飛ぶ比較的良い当たりが出始めていた。
また、ロッテ球団は佐々木朗希を日本の宝としてドラ1入団当初から大切に育ててきた(1年目の1昨年は1軍登板なし
で基礎体力強化などで醸成していた)。
それと、ロッテ首脳陣は長いペナントレースを見据えて、記録より、朗希の負担軽減を優先したのかもしれない。
また、異次元の天才投手、今季中にはいづれ2回目、3回目の完全試合の達成があっても驚きではないと、予想する解説者もいる。
それでも、あと3人で世紀の大偉業、2連続完全試合。 100年間語り継がれる伝説となる。
試合後のロッテ井口監督の談話・・・「球数は100球を越えていた。 たとえリードしていたとしても、交代させた」
果たして、正直な本心か?
最後に、小生が監督ならば、
9回も頭から朗希の続投。 走者が一人でも出れば、その時点で投手交代。
では、もし0-0で延長に突入したらどうするか?
それまでの球数による、そして専門の投手コーチの意見を聞いて10回の続投の可否を決める。
念のため、朗希本人の疲労感や気持ちも確かめる。