(続)追い越し問題と煽り運転
煽り運転で初の殺人罪起訴
被害者にも落ち度はなかったのか?
(Yahooブログ(2019年1月)の再掲)
キーワード: 追い越し時・速度違反 死亡事故 裁判 殺人罪 加害者 被害者
国民感情
去年7月、堺市の府道で大型バイクに乗っていた大学生が乗用車に追突され
死亡した。
検察は、乗用車を運転していた際にバイクに追い抜かれたことに腹を立て
執ように煽ったうえで故意に追突したとし殺人の罪で起訴した。事件の
一部始終は被告の車載カメラに映っていた。 車の速度は約100km、
制限速度60kmを大幅に超えていた。
ということは、追い越し時にバイクの速度は100km以上のはずだった。
これは被害者バイクの道交法違反。
バイクの正しい対応は、乗用車をやり過ごし、安全なレーンで速度を落とすか、
道路わきに停車することではないだろうか? その間、警察に
大幅速度オーバー危険運転の乗用車がいるとケータイで通報すればもっと良い。
「何も落ち度が無い人が殺された」は正しいだろうか?
バイクが制限速度で走っていたら、はじめから事故は起こらなかったのでは
ないだろうか?
私が裁判の弁護人ならば、このように申し立てて、
少しでも被告人の刑が軽減されるように努力する。
この事件を取り上げた今朝のワイドショー、ゲスト出演の交通事故の専門家
も含めて上の視点から物言う人は誰もいなかった。
「煽り運転=悪、絶対に許さない」が自動・先入観となってインプットされて
いるのではないだろうか?