言語と国民性: 中国と米国は似たもの同士
言語と国民性: 中国と米国は似たもの同士
. Yahooブログ(2018年10月)の再掲
キーワード:国民性、自己主張、個人主義、実利主義 公共マナー ボランティア
税金 日本語・中国語・英語 文法 文章構成
http://news.livedoor.com/article/detail/15388848/
中国も米国も、自己主張が、国民個人としても国としても、強い。
だから軍事でも貿易でも両国は噛み合わない。 衝突する。
両国とも「実利至上」のメンタリティと文化。
日本はどうかというと、例えば、有給休暇の権利はあっても取りにくい。
どこか罪悪感がある。残業についても同様な気持ち。
中国人には到底考えられない感覚。 恐らく、欧米人も同様。
http://news.livedoor.com/article/detail/14969542/
これは本当だろうか? 一部の中国人の意見ではないのか?
順番に並ぶ習慣がなく、整列乗車も知らずに日本でトラブルを起こす
中国からの観光客が日本人の互助精神やマナーを見て驚いているのではなだろうか?
ちなみに、フランスの街はどこも奇麗に掃除されている。
ただ、市が雇った多くの清掃員が動員されている。 その分、市民は税金を余分に払う。
それで良いと考えている。ゴミ拾いの為に休日に散歩やショッピングをしているのではない、と言う。
多分、アメリカ人もそうだ。大リーグの球場でボランティア清掃をしているファンの姿を見たこと無い。
球場には野球を見に来た、予算が不足ならチケットを値上げして清掃係りを増やせば良い、という感覚。
個人主義、自己主張、そして、実利主義。 中国とアメリカは似たもの同士。
中国語と英語は文法や文章構成が似ている。
たとえば、
日本語: 私はお金が欲しいです。
中国語: 我想要钱
英語: I want money.
言葉の順序が違う。
中国語、英語: 主語 + 動詞 +目的語
日本語: 主語 + 目的語 +動詞
次の違いは、中国語や英語の否定文では「不」や「not」のような否定語が先、
日本語では「ない」のような否定語は最後。終わりまで聞かないと真逆の意味に誤解してしまう。
日本語: 私はお金は欲しくない。
中国語: 我不想要銭
英語: I do not want money.
それと、謙遜、謙譲や丁寧の表現は英語にも中国語にも殆どない。
また、日本語は主語を省略することが多い(日本の曖昧文化?)。
英語や中国語では必ず主語がある(命令文を除く)。
言語と文化(国民性)はどちらが先?
石器時代から言葉はあった(少ない語彙の「原始言語」)、 文化は後だったと思う。
古代中国語の起源は4000年前と言われる。 英語は遥かに新しい。
英語の起源はユーラシア大陸の東から西へと古代中国の影響を受けたとしても不思議ではない。
言語が先、文化は後と前に書いたが、それは言語も文化も黎明期のときのこと。
社会が成熟すれば、人間の思考回路は、使う言語体系からの影響を受けるのではないだろうか?
そうだとすると、私が感じる中国とアメリカの言語と国民性の類似性の説明になるかもしれない。
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