偏見・差別・隔離・排除(1)、現代日本の憲法と法律(6)・

容疑者にも人権やプライバシーはないのか?

yahooブログ(2019年8月)の再掲

 

煽り運転と奇行変人・トラブル男とその連れのガラケイ女性

のことでテレビ各局のワイドショー系情報番組は朝から晩まで繰り返し報道して

盛り上がっている。台風も去ったお盆の時期、他のネタは少なかったのかもしれない。

 

容疑者の子供時代からのことを、捜査権もない民間が総力をあげて

取材している印象だ。 生い立ち、親のこと、学校時代の同級生の話、近所の噂・風評。

客として数ヶ月前に立ち寄った居酒屋から、2人の監視カメラ動画を急遽、取り寄せて放映。

加えて、一般視聴者からはタマタマ撮ってあった動画の提供を受ける。

多くは事件そのもののとは関係ないデータのような印象を否めない。

 

これらの情報から2人の今の人間性や過去の人間形成について、識者や番組常連が様々な推測をする。 

まだ事件発生から日が浅い。 関係当局の本格的な捜査が進むのはこれから。

 容疑者には何か深い闇があるのかもしれない。それは裁判になっても解明されないかもしれない。

今回のような事件をマスコミで大きく取り上げることは社会への警告や啓蒙の為に意義深い。

しかし、今の報道振りは行き過ぎではないだろうか? 

冷静を失い感情的に熱くなり過ぎてはないだろうか? だとすれば、問題の容疑者当人たちと似たレベル。 

そのような「魔女狩り感覚」は世論や裁判を正しく導くだろうか? メディアの役目と責任は重い。

 

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