現代日本の憲法と法律(14)
憲法9条と女性
女性の大半は9条改憲に反対;
現状での国民投票の結果は見えている
キーワード: 女性有権者 母性本能 反対デモ 国民投票 改憲草案
Yahoo掲示板(2016年12月)の再編集
動物界を広く見渡すと
メスは子供を産み育てる。 自然は母性本能を授けた。
オスは、そのタネを撒く。 そして、戦うために生を受ける。
9条に関する掲示板で何度も書いたが、投稿者の99%は男性。
男性同士で護憲、改憲を、ああでもない、こうでもないといくら議論しても喧嘩しても、
結局は、国民投票で決まる。
その有権者の半分は女性。
その内の大多数は、戦争に繋がりそうなことは何がなんでも、理屈抜きで本能的に拒絶。
母性本能からくるもので、それなりに理解可能。
この傾向は、特に我が国で強い。 悲惨な戦争体験が世代を超えて語り継がれてきた結果だと思う。
本来ならば、良い国作りは、安全で平和な国土があってのこと。
子育て、介護、男女同権、ゆとり家計、医療などで国が如何に良い法律を作っても、
国の安全が損なわれれば、全てがご破算となる。
こういう風に説得しても感情支配の女性には通じない。
妻も、娘も、姪、同級生も含めて、私の周りの女性は全員が9条改正に反対。
女性の壁は厚い。「戦争法案反対!」デモ参加者の性別を見ても良く分る。
国民投票で改憲の勝ち目は今はない。
そうならば、9条は解釈改憲でいくしかない?
護憲派にとって、解釈改憲は明文改憲よりタチが悪い。
この理由は分ると思う。
それが嫌なら、女性に限らず護憲の人は9条について、
今の文言と違う新しい条文を提示してもらいたい。
9条に限らない。 自民党だけでなく、他党も改憲草案を国民に開示してから、超党の憲法審査会に臨んでもらいたい。
それが議会制民主政治の筋だと思う。
ある党の草案が現憲法と全く同じであっても構わない。
それはそれで、審議会や我々国民が国民投票に向けて勉強するための客観的な資料のひとつとなる。
なぜ、自民以外の他党は改憲草案を出さないのか不思議である。
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