自粛するウイルス、ウイルスは馬鹿ではない。
ウイルスは人類誕生よりはるか昔から存在する。
我々の大先輩。
この世は人類とウイルスとの戦いと言われることが多いがそんなことはない。
人類とウイルスは共存共栄してきた。
ウイルスにとって宿主である人類は大切な存在。
他方、人類にとっては、ウイルスのお陰で人口増加に歯止めをかけた。
自然の神様は上手くバランスをとって両者の存続を許した。
スペイン風邪、天然痘、エイズ、ラサ熱、エボラ出血熱などは鎮圧された。
人類が滅ぶことはなかった。もちろん、近代医療の勝利という側面はあった。
その一方、ウイルイスの方が感染拡大を自粛したケースもあるようだ。
そのやり口は、毒性を強化して罹患者の致死率を極端に上げるというもの。
たとえば、エボラ出血熱は感染すれば、ほとんど、すぐに死ぬ。
感染者が動き回ってウイルスを他人にうつす前に死亡する。
こうして、エボラは世界を恐怖で震かんさせたが、流行は西アフリカに限定され、パンデミックとはならなかった。
ウイルスは人類に対して忖度したようだ。
人類側の自衛は、医療もそうだが、神様から授かった抗体というも。
抗体の発現には時間がかかるが、これは自然のワクチン。
こうして考えると、新型コロナウイルス問題も暫くは犠牲者が増えるだろうが、やがては収束する。
ウイルスは人類を忖度する。