広域視野車載カメラ

 

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広域視野車載カメラ

< Yahooブログ(2019年5月)を再編集 >

実用新案 実願2019・/06/03 

 

キーワード:

対人対物  交差点  前後左右車載カメラ パノラマ表示 鳥瞰図表示 自車周辺状況

レーダー  GPS  地図情報  AI 音声情報 仮想現実(VR) 拡大現実(AR)

カーナビの傍、ドライバーの正面に周辺移動物体の画面表示。前後左右4台の車載カメラで周辺を、自車を中心にした動画像に纏めて表示。 加えて、AIで危険物体の判断、アラーム付きの音声注意や警告

 

交通事故の多くは交差点で起こる。

左折または右折車と直進車との衝突や接触。

左折大型車による歩行者や自転車の巻き込み。

青信号でも起こる。横断歩道があっても起こる。

 

今回のように3名の保育士が先導して園児達をしっかり守っていても起こる。 では、それ以上どうすれば良いのだ? 学校や幼稚園の周辺に限らず、全国の交差点の曲がり角にガードレールを設置でもするのか?

こういう声を多く聞く。

 

これだけ深刻な社会問題、先ずは政府が補助金を出して下のような車載システムの搭載を義務付けてはどうか? 

 

今の車社会は車載カメラやドライブレコーダーが全国で普及。

前後左右4台の車載カメラの動画を繋ぎ合わせて一つの大きな画面に纏める(合成パノラマ動画)。そして、その動画面は車内ドライバーの正面に設置されたモニターに実時間で転送される。

ドライバーは自分の車の周りがどうなっているかを一目で把握。

 

周辺全体だけではなく、オプションとして、個々の車、自転車、人などの移動体の動静に注視することもできる。 指先タッチでカーソルを注視物に合わせる。 自分の車との車間距離および相対速度もドップラーレーダーまたは超音波で計測し数字を表示することもできる。

 

そして「コンピュータお任せ」モードにすれば、全画面にある個々の移動体を全てチェックして、「危ない物体または移動体」を人工知能が判断して当該の画面位置をアラーム点滅させる。

危険の警告は音声でも伝える。

たとえば、事前レコードされた文言の一部を変えて(数字など)、

「前方から対向車は100km近くのスピードで接近してきます。 信号無視 または、強引右折が有り得ます。」 

「左前方の自転車は左折する可能性があります。モニターで注意を続けてください。」

「後方30mの黒の乗用車は煽り運転の疑いがあります」

「左前方の歩道に下校途中と見られる児童の集団がいます。 最大限の注意

が必要です」

こうした音声警告も重要です.

 

現在の車は、色々な目的の為に多くのコンピュータの塊と言われています

(ハイブリド車エンジンの管理と制御、排気ガス抑制、GPSインターフェイス・・・、部分自動運転)。

コンピュータの視点からも本車載システムは、既に搭載されている車内サーバーに比較的容易に繋がります。

 

運転は、周りの人達も交通法規を守る、という信頼関係で成り立ちます。

しかし、現実には、社会のルールを嫌う性格、物事に万事アバウト、何事にも無謀でアグレッシブ、気が短くセッカチ、身体あるいは脳に障害など、体調不良・・・あらゆる種類の人々が生活している現代社会です。

「交通ルールを守りなさい、常に注意を怠ってはイケマセン」のような優等生型スローガンや啓蒙キャンペーンを声高に繰り返しても効果はどのくらい期待できるだろうか? 

 

喩えると、平和の為に核兵器を廃棄しようと叫ばれてから久しいが、核兵器の減るどころか今も1万個以上が地球上に存在する。 綺麗ごとだけのお題目は所詮殆ど無力。それと問題は似ています。

 

また、事故に繋がる「ウッカリ勘違い」は誰にも起こり得ます。運転の能力や技術、年齢、人格、社会的地位、車の整備状態などとは必ずしも関係ありません。

目は「見ている」が脳は見ていない。

 

疲労や寝不足でボーっとしていたり、何か考え事をしていたり、などです。 

ヒューマンエラーを防止することは困難です、限界があります。 そもそも、想定外? 信じられない出来事を「事故」と言います。

 

幼稚園児が犠牲となった今回の惨事、遺族、園長、保育士、友達はやり場のない怒り、という報道があり、国や関係当局にも責任があります。

現代のテクノロジーを動員して何とかしなくてはなりませ。

 

以上の車載システムをさらに発展させて、鳥瞰図的な動画面の提供も可能となります。 下の左は通常のストリートビューが画面。これは単なる道案内ですが、右は周辺環境における自車の立ち位置を教えてくれます、ここが違います。

 

以上は、仮想現実(VR)を超えた拡張現実(AR)の世界と言えます。

 

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