自然災害大国と国是(1)
世界1の自然災害大国の憲法に「自然災害」
という言葉が一度くらいあっても良いのでは?
Yahoo掲示板 (2016年6月)、Yahooブログ(2017年1月)を再編集
キーワード:自然災害 憲法 自衛隊法 災害救助法 自然も敵国
国会代表質問の発言に先立ち、みんな、犠牲者に対する哀悼やお見舞いの言葉。 昨年も熊本と北海道。毎年のこと。
質疑応答に入ってからも、防災、減災、復旧、復興などの問題提起や対策の話が続く。
台風、地震、火山噴火、津波、集中豪雨、土石流、河川氾濫、豪雪・・・。
これらは、他国の侵略ではなく、「自然による侵略」。
この我が国への侵略は途切れることなく永久に続く。
南海トラフ巨大地震も遠からず起こる。
犠牲者は約30万人という試算もある。 それが起これば、他国からの軍事攻撃による人的・物的被害に勝るとも劣らない。
自然災害に対する備えも安全保障問題。
美しい自然の日本だが、自然は同時に我が国の宿命の「敵国」でもある。
防災・減災、復旧・復興に、毎年、膨大な財政支出。
積算すれば通常の防衛予算を大きく上回る。
東日本大震災の復興予算は本年度も、依然、重要議題である。
世界一の自然災害大国の現行憲法に「自然災害」という言葉は何故か一度も書かれていない
(因みに、自民党改憲草案では、新設の第9章緊急事態98条に「自然災害」という単語が一度だけある。)
違和感を覚える。
災害救助法などの法律対応だけでは十分ではないと思う。
憲法レベルの話しではないだろうか?
そこで、下は「新・日本国憲法」一部の私案。
前文
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われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、
この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
また、我が国の宿命である自然災害に関する予測、防災、復旧・復興に関する科学技術の進歩にわれらは全力を傾注し、合わせて、その成果を他国と共有することを願うものである。
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第2章 戦争の放棄 → 第2章 国防
第9条
改正・修正(今回は省略)・・・・・・・・・・・・・・・・
第10条(新規提案)
日本国民は台風、地震等の自然災害に対する危機意識を常に持ち、
国民の生命と財産を自然から守る努力を、法律の定めるところにより、永久に希求する。
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