カタカナ病(6)

少数意見あれこれ

小泉進次郎さんの「セクシー

本題に入る前に

今回、環境大臣になった小泉進次郎氏は早速福島に出張、復興状況を視察した。

そこで、今後の生活を心配する地元の漁師や水産関係者と海鮮居酒屋で大臣

は飲食しながら懇談し、水産業の再生や風評被害の防止に全力を尽くすと約束したという。  そして、一番大事な信頼感を地元から勝ち得たと報道を前に熱を込めて語った。 しかし具体的には何も言っていない。 たとえ小泉氏の心情が命をかけるものであっても、信頼感が如何に強固なものであっても、具体的に何も方向性示すことなく、何も行動をとらなければ汚染水は今日も溜まる、汚染土が消えることもない。 つまり、中身の無い決意表明に聞こます。 

大臣は南房総の先日の15号台風災害でも現地視察に駆けつけました。 そこでも「被災者を傷つけろことなく寄り添って全力を尽くす」 というような空虚な奇麗事の繰り返しました。

 

国連気候行動サミットでは小泉大臣の「セクシー発言」が国内外で波紋を呼んでいます。

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英語発言の抜粋をすると。

気候変動問題に取り組むことはきっとセクシーでしょう」

 記者団に「セクシー」発言の真意を問われ、「それをどういう意味かって説明すること自体がセクシーじゃないよね」と返した。「対策としてクールは分かるがセクシーは会見で聞き慣れないのでは」との問いにも、「だからそれを説明すること自体がセクシーじゃないよね」とほぼ同じ言葉を重ねた。

 発言は、ロイターが「sexy」を見出しにとり、「どう指導力を発揮するのかという点で詳細は語らなかった」と報じた。国内ではツイッターで「キャッチーな表現だけれど、何をしたいのかわからない」「計画的にしっかり行動で示すとだけ言えばいい」といった声が上がった。

 

国際的な公の場で大臣の「セクシー」という言葉を聞くと、日本ではメディア関係者を含む多くの国民がドキッとする。 

一方、欧米では、日常会話でも科学の学会でも

「それは素晴らしい、セクシーなアイディア!!」「タイガーウッズのあのショットはとてもセクシー

のような発言場面は珍しくありません。

しかし、大臣は何をもって「セクシー」なのかさっぱり分りません。

事実、それを問われると、暫く無言「・・・」。そして「だからそれを説明すること自体がセクシーじゃないよね」と訳の分らない言葉を返した。

 

 私は、小泉進次郎氏のファンだった。 お父さんのような政治家になれば良いと期待していました。滝川クリステルさんとの結婚を電撃発表した、その場所は首相官邸でした。 あれは公務だった? この出来事以来、私の進次郎さんに対するイメージは微妙に変わった。

ただ、まだ若い。 大臣になったばかり。 経験を積めば浅薄な政治家というイネージを払拭できるかもしれません。この点、優秀なTVキャスター、「お・も・て・な・し」の元祖、東京五輪誘致で大役を務めたクリステルさんが進次郎さんの「教育ワイフ」になって貰うと良い。

 

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