廃炉計画案(6)

少数意見あれこれ  

石棺深海投棄:

ロンドン条約や国際原子力委員会との関係

 

キーワード  海洋投棄 歴史背景 海洋汚染 国際世論 ガイドライン、

勧告 容認裁定  チェリノブイリ石棺処理

 

かつて世界中で海はゴミ捨て場。 何でも海に投げ捨てる、垂れ流がしのやりたい放題でした。時代とともに自然環境保全の意識が高まり、海洋投棄を規制するロンドン条約が1972年に採択、75年に発効しました。

当時、原子力発電は成長・普及期でした。 核のゴミ問題は、今のようには憂慮されませんでした(沈没原潜を除く・・・後述)。ましてや、原子炉の廃棄(廃炉)など考えもしなかったと推察されます。

 

事実、ロンドン条約には22個の条文と3個の付属書がありますが、放射性廃棄物に関する記述が少ないことが印象的です。強いて探すと付属書IIにある下の第3項のようなものです。

「附属書I に含まれないが、特別の注意を必要とする物は放射性物質で国際原子力機関が勧告するレベルを超えないもの」

 

このガイドラインからも、放射性廃棄物の海洋投棄に関する承認の可否裁定は、実質的には、国際原子力委員会が行うことが分ります。

 

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