動物と人類(16)

 

人類は「勝者総取り」で、他の全生物を制圧。

しかし、全智全能の神様からは絶望的な距離がある。

 

キーワード:人類史 ホモサピエンス ネアンデルタール人 グレンジャーの法則

WTA戦略 生存競争 格差拡大 全智全能神

 

「勝者総取り」= winner takes all (WTA) は、たとえば、

,拡大する貧富の格差。たとえば、アメリカの上位1%の金持ちが

全米国民の総収入の80~90%を占める。

 

なぜ、そのようになるのか?

WTAはITのアルゴリズム(問題を解くための手順を定式化)の一つとして多くの学術論文が発表されています。

それはグレンジャーの法則と密接に関係しています。

 

たとえば、ある業界にA社、B社、C社、D社、・・・が競争しているとします。

そして実力的にはA社が一歩も二歩もリードしている。

B社は1位とは争わず、ライバルのB社やC社を蹴落として2位確保に全力を注ぐ。

 

さらなる躍進を目指すA社にとっては余裕が生まれて都合が良い。 

こうして、A社と他社の距離はさらに拡がります。

 

「勝者総取り」に近い実例は、安倍政権、トヨタ自動車、・・・かもしれません。

数年来の横綱白鳳、V9時代の川上巨人も? ソフトバンク・ホークスはどうでしょうか?

プロ野球の話ならば、シーズン終盤, 大きなゲーム差なのでリーグ1位は、実質決まり。

2位以下は1位と戦うときはエース投手など主力を2位以下のライバルとの戦いに備えて温存。 

グレンジャーの法則が戦略として働きます。

 

勝者・人類に戻って、

数百万年前、チンパンジーから別れてアフリカの二足歩行・草原生活を選んだ私達の祖先は、

そこから多くの亜種(旧人)に分れていった。その一つが現人類のホモサピエンス。 

生存競争で旧人は絶滅、最後のライバルであったネアンデルタール人も2万数千年まえに地球から姿を消し

ホモサピエンスは「勝者総取り」状態で今日に至る。

ネアンデルタール人がもっと頑張っていたら私達は今どうなっていたか?

ちなみに、ネアンデルタール人敗北の決定的な原因は何か?

彼らの声帯の解剖学的所見によれ、会話言語をマトモに使うことに不向きだったしいです。

 

 

他方、今の人類から上を見ると、そこにあるのは神さま。

全智全能の神です。その神から見ればアインスタインも

小学生クラスです。あるいは、それは、未来の全智全能の

スーパーコンピュタかもしれません。

しかし、「全智全能」は神であれ、コンピュータであれ、不可能

です。 

 

これについてはコンピュターの限界、ITの限界、AIの限界という

テーマでyahooブログで書きました。 yahooブログは近く全部廃棄されるので、

ここで再掲する予定でいます。

 

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