現代日本の憲法と法律(7)

 

奇妙な訴訟合戦

 

キーワード:訴訟社会 浪花節社会 メンツ社会 日米の国民性

 

周知のように、アメリカは訴訟社会。

ホームパーティがあった。 ゲストの一人が高価な置物を

手にして誤って落とし壊してしまった。

 

「御免なさい。 弁償します」

I am terribly sorry. Please let me make a compensation.

 と言った。

 

家主ホストは返した。

問題ない。保険がある。 僕を訴えれば良い

No problem at all. You only sue me.  I ll get the money from

the insurance

 

註) 保険会社との契約は、原因は関係ない。 不注意の事故、ペットの犬猫の仕業、地震・・・。 

友人の訴状は家主の手続き上の書類。

                                                                           

ところ変わって日本。

「御免なさい。 弁償するよ」

いいよ、いいよ。 弁償なんて。こんなこと、長い付き合いで  お互い様

「それはそれ、これはこれ。 俺の気がすまない。 弁償する

「 僕がイイというんだから良いじゃねーか」

「うっせい、俺の顔を潰すきか!」

「仕方ねぇな。お前の好きにしろ!」

「じゃあ、出るとこに出て決着つけよう

「賛成だ」

 

どちらが裁判で勝つか?

テレビでお馴染みの裁判もの・クイズ番組で聞いてみたい。

 

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