偏見・差別・隔離・排他(4)
一票の格差は違憲ではない、格差は過疎地と都市部を平等にする
キーワード:過疎地憲法 平等権 国土居住分担 地方創生 インフラ整備 環境保全 地元国会議員
(2015年7月,12月 yahoo掲示板より編集)
最高裁は、今の「一票の格差」は違憲状態としている。 しかし、「過疎地ほど一票は重い」と考えます。なぜか?
人口密度が低い過疎地に住む人々は、その分、平均的な国民と比べて それだけではありません そこは、通常、多種多様な環境です。 人口密度が高い都市部とは決定的に違います。 森林、山林、原野、川、池、沼、・・・ 生活は楽とは言えません。 様々な不便なこと、苦労が多い。 同じ日本国民として平等とは言えません。
一方、一票の格差は憲法第14条の平等権の規定に反する、というのが最高裁判断の根拠のようです。 <第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない> つまり、私が言いたいことは、一票の格差の解消こそ憲法違反。 言い換えれば、一票の格差は過疎地と都市部の人を平等にする。
或る過疎の田舎を本気で考えてくれる国会議員候補者が一人でもいれば、その人への地域の一票は全国平均より重くするべきと考えます。その候補者は一人であっても声は大きくなります。(一票の格差は応分に大きくなる) そこの過疎で不利な住民の利益を思えば、これで都市部と平等になります。
なお、国会議員は選出区でなく国全体を考えることが責務、このことから、上に書いた考えは法的に正しくない、という批判が想定されます。 しかし、これは現実を見ない杓子定規の建前論です。 大多数の議員は自分の地元が優先。 お土産を持ち帰れるように永田町で頑張る。道路、橋、トンネル その他のインフラや公共施設、そして、交付金や助成金。
いずれにせよ、その議員が自分の地元はあり単なる例で、全国的な視野をもっていれば何の問題はないと思います。
1票の格差の維持(あるいは拡大)は、地方創生、環境保全やTPP対策にも繋がる良いことです。 |