現代日本の憲法と法律(15)

厭なこと、嫌いなことを、

見ること、聞くこと、知ることはタブー?

 2017年9月Yahoo掲示板の再掲

 

キーワード: 核分裂 核融合 原水爆 火薬 爆縮 核弾頭ミサイル 迎撃 空中爆発 戦史研究 タブー

 

或るワイドショウ番組より、

Jアラートが鳴った日で、怖い怖いと、みんな大騒ぎ。

 

迎撃して当たっても、核弾頭なら上空で核爆発して、かえって被害は甚大になると, 全員が一斉に声をあげる。

 

日ごろ北朝鮮危機を煽っていたキャスターも、スタジオの政治・経済の論客も常連のタレントも、

「PAC3なんて冗談じゃない、止めてくれ」と叫ぶ。

そのテレビを一緒に見ていた身内の者や友人も、みんな、「そうだそうだ」と同調した。

 

ゲストに専門家が呼ばれていた。 みんなに冷静に丁寧に解説した。

 

「迎撃は問題ありません。火薬が詰まった爆弾や花火とは全く違います。

核の点火は人類史上、もっとも困難なチャレンジの一つでした。

それは「爆縮」という技術です。 ウラン塊から等距離に球内面に包囲配置された多数の火薬を同時に爆発させ、エネルギーを球心のウランに一斉にぶつけて核分裂を起こさせます。この一斉のタイミングの誤差の許容範囲はナノ秒(10億分の1秒)単位です。  迎撃の弾が当たっても核爆発が起こることは絶対にありません。

 

なるほど、核兵器は何万個も世界中で作られたそうだが、事故で爆発は

一度も聞かない、とみんな納得。

 

中学や高校で核分裂や核融合のことを教えているか?

太陽のエネルギー源や原発などの関連では教えている?

恐らく、原水爆の仕組みについては避けているのでないか?

真実と正対しない。対象を正しく理解しようとせず逃げる、放置する。病気でもよくあるケースです。

 

教えれば大人になったとき原水爆を作ってしまうという心配が

あるからだろうか?

生物化学兵器への対策も、そのような兵器を徹底的に理解すること

から始まるのではないだろうか?

 

枡添前都知事が東大にいたとき、古代から近代までの世界の戦史を勉強しようとした。上からも同僚からも猛反発、猛反対にあったという。

最高学府が真実を学ぶ努力をタブー視する。

ニッポンは変な国。

 

日本物理学会は防衛大学の学生や職員の入会はお断り。

大きな問題となったことがある。 お断りは会則(少なくとも今の)に明記されていないが、学会員2名の推薦が必要。 

今の状況は詳しく知らないが、防衛大学には博士課程の大学院がない。

学位を取りたい学生は他の大学を探す。 経済的な理由で国公立を希望する。しかし、そのような受け皿はない。 教授会で拒絶される(憲法違反ではないだろうか?)例外は九州の或る理工系大学。 多数の防衛大OBが面接入試を受けていた。

 

軍・学・民の協力・共同は最近の政府方針。 今は、状況は変化しているのだろうか?

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