死刑執行テレビ実況放送と米国民の反応
アメリカ人では、こういうこともあった。
より
>「正義に反する者には容赦なく報復」
は、アメリカ合衆国の国民性が見え隠れする。
20数年前の凄惨な殺人事件。
若い夫婦が経営するコンビニに男が深夜に押し入った。
金庫を開けて金を出せと迫った。 今日の集金は終ったので金はない、と答えた。
嘘だろう、隠しているに違いない、出せ! なめるな!撃つぞと銃を構えた。
命乞いをする2人を次々に殺害した。
男は付近の別のコンビニも襲って同じことをした。
なんの落ち度もない店番の夫婦を殺害。
逮捕、死刑判決。
男は弁護士もつけずに受け入れた。
さらに、
「俺の刑の執行現場を全国にテレビ中継してくれ」
と申し出た。
なんと司法もメディアも受け入れた。
銃殺刑の執行当日、全米は朝からワールドシリーズの10倍以上の異様な雰囲気。
実況中継はもちろん夜のニュースでもビデオが流れた。
奴はビールを飲みながら手を上げて「恐くなんか全くない」
と叫びながら挑戦的なポーズで刑を待つ。
あるレポーターが奴のところに駆け寄って話しかけた。
「潔い、素晴らしい」
このような賞賛は他の一部の視聴者からも寄せられた。
後日、或る人が「読者の声」に投稿した。
「正気でないコイツの死刑に反対、精神病院に連れて行け。そこで治して正常にして、死刑を恐がるようになってから刑を執行すれば良い」